猫がなめても安心?なリップクリーム探し
我が家のぽてとは、引き続き人間の顔をよくなめます。
若い女性のお客様が来ると、唇をめがけてペロペロしにいく女好きです。
私も普段ぽてとに唇をなめられることが多いので、唇がとにかく荒れます。
荒れる上に、猫になめとられることを覚悟の上でリップクリーム選びをしなければ…という悩みがつきまとい、一時期狂ったようにリップクリームの成分表を見まくっていたことがありました。
そしてようやく最近成分的にこれを使ってたら安心かな。というものに落ち着いたので、猫がなめても安心な成分のリップクリームの紹介&使用感レビューをしていきたいと思います。
毎度定番の注意書きですが、完全な素人が成分の知識を独学で勉強し自分の感想や使用感をまとめた趣味ブログなだけで、猫に完全に安全な製品を保証する趣旨のブログではありません。
JUNANO ピュアハニーリップグロス(クルエルティ―フリー)
成分:水添ポリイソブテン / コメヌカ油 / ハチミツ / ワサビノキ種子油 / 香料 / シア脂
JUNANOというブランドはクルエルティフリーコスメを探しているときに偶然ネットで見つけたのですが、yoomiというオーガニックレストランが作ったブランドで、ハチミツやモリンガオイルといった無添加で自然由来の成分にこだわったスキンケアを作っているそう。
容器がおしゃれで、ハチミツの甘めの香りがするリップグロスです。
テクスチャーは透明でとろっとしたグロス。
使用感としては浸透して荒れを保湿するというより、良質な被膜で唇を保護するイメージなので、浸透を求めている方にはちょっと物足りないかも。
また、粘度の高さがあるので、猫の毛が口につきやすかったり、容器から自然と漏れやすかったりするデメリットもあります。
が、クルエルティフリーでリップグロスを見つけるのは本当に難しいし、何より成分がとってもシンプル。猫がなめても健康被害がまったくなさそうなところが凄く気に入ってます。
AVEDA リップモイスチュア(VEGAN)
成分:ヒマシ油・ホホバエステル・ヒマワリ種子油・シア脂・キャンデリラロウ・カルナウバロウ・ヒマワリ種子ロウ・水添ヒマシ油・トコフェロール・香料 <JILN009818>
シンプルな成分で高品質・高保湿なものだったらこれ!というくらい信頼してるリップクリーム。
AVEDAは全国にヘアサロンを展開しているので、ヘアサロンに行けば大体このリップモイスチュアも置いてあることが多く手に入りやすいヴィーガンブランドです。
リップクリームとしては値段がお高めなんですが、この製品は本当に唇の荒れがすぐ治るので、リップクリームとしての効果が高くとてもおススメです。
テクスチャーは柔らかすぎないややかためのリップクリーム。
ひとつだけ難点をあげるとしたら、香料がアニスの香りなんですが、この香りがなんともいえない懐かしい?素朴な香りなので、人を選ぶかもしれません。
メルヴィータ リップオイルナチュラル(VEGAN)
成分:ヒマシ油*,(オレイン酸/リノール酸/リノレン酸)ポリグリセリズ ,イソステアリン酸イソステアリル ,ヒマワリ種子油*,リンゴ果実エキス,トコフェロール,香料
このリップオイルは付け心地は軽めなんですが、塗った後は意外としっかり保湿されていてメルヴィータの製品の質の良さを感じます!
メルヴィータはフランスでオーガニック認証を取得した老舗のオーガニックコスメブランド。成分がシンプルな製品が多く、猫にも安心なものに困ったらメルヴィータの製品から探すことが多いです。
これはアプリケーター式のグロスタイプになっていますが、ヒマシ油が主成分のためオイルの粘度は高くなく、さらっとしたオイルをチップにつけて塗ります。
もっとチップにオイルがとれたら…!と思うことはありますが、少ない量でもちゃんと保湿されるので安心ではあります。そしてヴィーガン製品なのも安心できますね。
余談ですがこのリップオイルは気に入って使っていたんですが、ボトルの形状がとっても猫が遊びたくなる形だったせいか、ぽてとがくわえてどこかに転がしていってしまって現品が行方不明となっております…
室内で日中ぽてとと過ごす在宅勤務時や家にずっといる日は上記のどれかを使ってますが、外出時は成分を気にせずプレゼントで頂いたYSLのリップクリームや、toofacedのリップトリートメント、Keep in touchのティントプランパーを使ってます。
外出時に使ってる保湿用のリップもそのうち記事をまとめたい。
以下は使ったことはないけど成分がシンプルで良さそうな自分のお買い物メモです。
ムクナ men リップクリーム
成分:オリーブ果実油、ミツロウ、シア脂、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、グルコシルヘスペリジン、グリチルレチン酸ステアリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP、セラミドNG、セラミドAG、ヒアルロン酸Na、水溶性プロテオグリカン、加水分解コラーゲン、カミツレ花エキス、フィトステロールズ、BG、トコフェロール、水、シリカ、水添レシチン
セルヴォーク リッププライマー
【全成分】
ヒマワリ種子油、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、スクワラン、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、キャンデリラロウ、コメヌカロウ、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、キャンデリラロウ炭化水素、キャンデリラロウエステルズ、ミツロウ、トコフェロール、水酸化Al 、アルガニアスピノサ核油、グリチルレチン酸ステアリル、ブドウ種子油、酸化チタン、酸化鉄
ウエルシア ぬり心地がいいオーガニックリップ 無香料
成分:オリーブ果実油、ミツロウ、シア脂、ヒマシ油、トコフェロール、ヒマワリ種子油、カルナウバロウ
※動物実験の有無がわからない
秋のアウトドアに耐えうるヴィーガンコスメ・クルエルティフリーコスメ
先日TDLに行ってまいりました。
久々に1日中アウトドアで過ごすということで、天候やメイクをどうするか悩みに悩みぬいて出かけてきましたが、結果的にディズニーもメイクもいい感じに楽しむことができたのでその備忘録です。
ハロウィン期間中だったので、人がとっても多かった!
さて、いつも悩ましく思うのですが、
私はコスメをできるだけヴィーガンorクルエルティフリーで揃えるようにしているので、そうするとこういう長時間外で過ごすのに耐えうるメイクにいつも悩みます。
クルエルティフリーかつ汗をかいても風が吹いても耐えうる効果をメイクアップに求めると、結構選択肢が限られ…
今回はこれでどうだ!?という布陣で挑戦したところ、とてもいい出会いがあったので、アウトドア(ディズニー)に耐えうるヴィーガンコスメの備忘録として残しておこうと思います。
ダルバ トーンアップサンクリーム(VEGAN)
10月のディズニー、気候が読めずでもとりあえず日焼け止めは必須だろうなと思って以前からストックしてたダルバの日焼け止めをベースにしました。
確か去年のメガ割りで購入したものだった気がします。
この製品の良いところは、しっかりSPF50あるけど潤いがあってツヤツヤした肌になれること。トーンアップ効果があり、日焼け止めだけでもある程度肌を白く見せれること。
私は日焼け止めによっては、肌が乾燥して突っ張ることがあり、1日つけてられないほど痛くなることもありますが、この日焼け止めは私の乾燥肌にも耐えてくれ、空気が乾燥気味になる夜でもツヤ感が崩れなかったので大変心強かったです。
メイクアップとの相性も邪魔したり脂浮きせずいい感じでした。
この保湿系のUVを下に仕込むことによって、上に重ねたファンデーションが多少崩れても保湿の膜が残っている感覚があり、風が強くても空気が乾燥気味でも安心していられるのがとてもよかったです。
夏場はこの日焼け止め1本と、パウダーがあれば結構ラクに過ごせるんじゃないでしょうか。
ヴィーガンの日焼け止めは色々試したんですが、肌がつっぱるキシキシ感の残る者が多くて長く使えるものがなかなか見つからなかったんですが、これは肌にあったので大変おすすめです。
AMUSE デューパワーヴィーガンクッション(VEGAN)
クッションファンデ自体をあまり使わない派だったんですが、さすがにアウトドアだと外出先で化粧直しできたほうが良いかな、と思ってあまり期待せずに買ってみたクッションファンデ。
期待値は低かったのものの、使ってみて感動したので今年買って本当に良かったレベルの大活躍でした。
使用感満載の写真で失礼。ふたを開けるとこんな感じで、メッシュ生地からクリーム状のファンデを直接とって肌にのせるタイプ。
クッションファンデ自体4,5年位買ってなかったので、最近のものは中ブタでパフが分離できるように工夫されてたり、容器の進化を感じるなーと思いました。
塗ってみるとこんな感じ。色は01ピュア。
カバー力が結構あって、写真のようにほくろが全部隠れはしないけど薄くなります。シミ程度だったらきれいにカバーできました。
また、液のツヤ感がちょうどよく、うるおいがあるけど薄付きで崩れにくく、落ちても崩れ方がきれい。
クッションファンデとしてのバランスがすごくちょうどいい気がします。
崩れ方がきれいなので、毛穴落ちの仕方も汚くない感じで、アウトドアでもきれいに肌の上に残っててくれました。
ヴィーガンのファンデって毛穴落ちや化粧崩れなどで扱いが難しいことが多いんですが、さすがにこの値段と入手しやすさでこのクオリティはスゴイと思いました。
&be リキッドアイライナー レッドブラウン
&beは動物実験なし、中国販売もなしのクルエルティフリーだそう。(2023年現在)
ラブライナー監修のリキッドアイライナーで本家ラブライナーより良い!という口コミを調べて購入したんですが、本当に全然落ちない。
皮脂で下まぶたにつくこともなかったし、発色もとってもクッキリ。
レッドブラウンは黒に近い茶色。
ブラウンとはいえ、はっきり目のアイラインになります。
発色が本当にクッキリなので、ラインを引く時ブレないかがとっても緊張しましたが、この穂先がとても書きやすく、細いラインも引きやすかったです。
アイラインのもちはとても良かった!全然落ちることもなく、日差しの強い時間帯に汗を多少かきましたが、下瞼ににじむこともゼロでした。
この写真のために腕に書いた後、クレンジングジェルでぬるま湯で洗い流しましたが、きれいに落ちきれないくらい強かったです。しっかり目のクレンジングオイルか、ポイントメイクリムーバーがおススメです。
Amuse デューティント ヘルシーモモ(VEGAN)
私は保湿系のリップが好きなので、実はあまりティントや口紅を持ってません。
このティントは「落ちないヴィーガンティント」という口コミの良さを信じて購入しました。
事前に自宅で塗ってみて、15分くらいしてからカップに口をつけたら本当に色移りなく、屋内なら半日は余裕で色持ちしたので感動しました。
さすがにディズニーでは屋外だしアイス食べたり間食もしてたので、4回くらい塗り直しが必要でしたが、普段使う保湿系のリップだとこうはいかないので、4回でも少なく済んだ方じゃないかなーと率直に思います。
本当に発色がよくもって飲み口も汚さないし助かりました。
どうしても乾燥しちゃうのでリップセラムを上にのせたりもしてたんですが、ちゃんと時間を置くとセラムをのせても色移りしなかったので優秀だなーと思います。
ヴィーガンコスメに機能性を求めるなら、AMUSEはかなりありがたいブランドです。
too faced アイシャドウプライマー(VEGAN)※日本終売?
アウトドアでは絶対アイシャドウプライマー必須!と決めてるくらいアイシャドウ下地を信じてる私です。
アイシャドウプライマーだけは外資系のブランドの方が好きでよく使っています。
発色も汗での落ちなさも海外のプライマーの方が根性入ってるものが多くて、歴代のプライマーも大体外資系でした。
toofacedがもう日本撤退してしまったので現在は公式で購入できないのですが、一部通販や楽天などで流通在庫分をギリギリ買うことができる…かな?
アプリケーターはこんな感じで、肌色のベースですが伸ばすとほとんど透明です。
ココナッツの香りがします。チップでまぶたに塗った後は、指で塗り広げることが多いです。
以前はヴィーガン対応のNYXのProof it!というアイシャドウプライマーが最強で何本も使い切るくらい愛用してたのですが、こちらも日本撤退してしまい、toofacedがいいよと評判を調べて聞いて購入したものです。ココナッツの香りも好きで、容量も多くアイシャドウの密着感も良い感じです。
このプライマーの良さは、アイシャドウの発色を良くしつつ、粉の密着感を高めてくれることです。これがあるだけで、ラメも全然まぶたに落ちない。
いわゆる粉落ちが全然発生しなくなります。
キャンメイクのアイシャドウベースなども一時期使っていたことがありましたが、まぶたのミゾにベースがたまってしまうことがあり、安いプライマーはそういったことが多いです。
その後NARSのアイシャドウプライマーに乗り換え、ヴィーガンコスメを意識してからはNYXやtoofacedを使うようになりました。チップが付いていて塗り広げるタイプは液が薄付きだしミゾにたまったりしないのでおススメです。
風が吹いても汗かいても、まったくアイシャドウがヨレなくなるので、フェスやライブにもアイシャドウプライマーは超おすすめです。
しかし、toofacedが日本撤退してしまうため、このストックがなくなったら次はどこのアイシャドウプライマーを買おうかな…
ヴィーガンコスメの記事は多いけど、ディズニーやアウトドア、フェスなどに耐えうるコスメの資料はなかなか見つからなかったので、今回の私のベストアイテムとして備忘録としておきました。
またいいアイテムがあったら記事を描きたいと思います。
最近よりいっそう寒くなってきましたので、皆さんも良いアウトドア現場をお過ごしください!
※メイクアップコスメは猫の安全性を考慮して選んだものではないのでご注意ください
仲宗根梨乃さんのファンがPRODUCE101 for Girlsを見た話
※注 超長いです
PRODUCE101 for Girls、毎週楽しく拝見しています。
日本の101シリーズをしっかり見るのは初めてなので、ものすごく新鮮な気持と甲子園を見ているようなピュアな感情をとても楽しんでいます。
PRODUCE101のシーズン1から、仲宗根梨乃さんが審査員として出演されていることは知っていてとても好感を持っていたのですが、今回初のガールズグループのオーディション番組を仲宗根梨乃さんが審査するということで、とても楽しみにしていました。
今回のブログは私が2009年に仲宗根梨乃さんを知って当時からのファンとして仲宗根梨乃さんのキャリアを追ってきた歴史と、PRODUCE101の審査員としての仲宗根梨乃さんを見てどう思ったのか、古参ファンのちょっと重めな文章で申し訳ないですが、語らせて頂きたいと思います。
私が仲宗根梨乃さんを知った時代とAmerica's Best Dance Crewについて
私が仲宗根梨乃さんのファンになったのは、2009年か2010年ごろ、友人がCSのMTVで放送されていた「America's Best Dance Crew」のシーズン3を見せてくれたことがきっかけでした。
America's Best Dance CrewはアメリカのMTVのオーディション番組で、ダンスのチーム(クルー)同士が決まったテーマのパフォーマンスを毎週披露し、視聴者投票でサバイブして勝ち抜いていき、最下位となった2チームが審査員評価で脱落(エリミネーション)が決まるという今の言い方で言うと「ダンサーチームのサバイバル番組」です。
MTV自体が若者のカルチャーとして求心力があり、番組自体もとても人気があり8シーズンまで制作されていましたが、毎週新しいコレオ(振付)を作るダンサーへの負担も大きかったためか、現在は新しいシーズンは製作されておらず放映されていません。
私がこの番組で仲宗根梨乃さんを好きになったのは、仲宗根梨乃さんが所属する「BeatFreaks」のパフォーマンスがとても好きで、中でもエピソード3の「ブリトニースピアーズチャレンジ」という課題でやった「Womanizer」という曲のソロパートがとても印象的だったからでした。
America's Best Dance Crewの放送当時は、女性だけのクルーが高い評価を受けることが少なく、「女性しかいないチームなのに頑張っている」という評価や見方をされることが多く、男性ダンサーのパワフルでスマートな魅力がどうしても高く評価されがちでした。これはアメリカでは強者を好む文化が強いためもあったと思います。
が、シーズン3のBeatFreaksの登場でそのセオリーは一変します。
BeatFreaksのパフォーマンスは「男性ダンサーに負けないパワフルさを持っていながら、洗練された振付と構成、人を惹きつける演出ができるダンサーチーム」と私は感じました。レッスン映像で垣間見るチームワークの良さも魅力の一つでした。
BeatFreaksの良さを語りだしたら止まらなくなってしまうので今はこの程度にとどめておきます…
America's Best Dance Crewを見た後、BeatFreaksのツアーに行きたくて、でも北米圏以外でツアーはしてないようだったので、当時上京したてでアルバイト一人暮らしの私には手が届かず、とてもやきもきしたのを覚えています。
なので私は「仲宗根梨乃」と言えばジャネットジャクソンのバックダンサーやブリトニースピアーズのワールドツアーメンバーとして、アメリカで大活躍したダンサーというイメージがファーストインプレッションとしてあります。
その後2010年ごろ、私はKPOPと出会い、KARAや少女時代といったいわゆる第二世代のグループにハマっていくのですが、そこでまた少女時代の振付を手掛ける仲宗根梨乃さんの振付と再会することになります。
私がKPOPにハマった理由のひとつとして、仲宗根梨乃さんのようなアメリカで活躍しているダンサーをいち早くキャッチアップして、エンタメに落とし込んでいく「感度の高さ」に共感したという側面もありました。
なので、今KPOPから仲宗根梨乃さんを知り、KPOPのすごい振付師だと多くの日本の若い方が仲宗根梨乃さんを認知している現状を知ると、当時英語のサイトで情報を追っていた自分に教えてあげたいくらいびっくりする世界線に来たなあと感じています。
仲宗根梨乃が英語で喋る理由
PRODUCE101について語っているSNSを拝見すると、「なぜ仲宗根梨乃は英語で喋るのか?」という疑問を多く見かけました。
私の中では仲宗根梨乃さんはマイケルジャクソンに憧れ渡米し、「アメリカでキャリアを積み成功した日本出身のアメリカのダンサー」という存在なので当然のように感じていたけれど、今の日本では「KPOPダンスの生みの親」「有名なKPOPダンスの振付師」という扱いで紹介されることが多いので、アメリカでの実績がサラッとプロフィールに書かれる程度で、「仲宗根梨乃とアメリカのカルチャー」の距離感が見えづらくなっている気がします。
なので、「なぜ日本人で韓国でキャリアを積んだのに英語で話すのか?」という誤解や疑問が生まれやすいのかなと思います。
彼女が高校卒業し単身渡米したのが98年の19歳、MTVのオーディション番組「America's Best Dance Crew」に出演したのが09年の30歳、その後もLAを拠点にBeatFreaksというチームで活動しており、日本や韓国での仕事が増えてきた後も基本の拠点はLAとしています。
つまり、19歳から30歳前後の彼女のキャリアはすべて英語圏で培われ、ダンスをするために必要なコミュニケーションやクリエイティブな自己主張はすべて日本語圏ではなく英語圏で身に付けたものなのだと推測されます。
そして現在もLAを拠点としているので、仲宗根梨乃さんがパフォーマンスについてコミュニケーションする際に英語が出てくるのは、彼女のダンサーとしてのキャリアのベースがアメリカにあるからと考えると自然なのではないでしょうか。
グローバルで活躍→KPOPを経由し日本のエンタメシーンへ
仲宗根梨乃さんが韓国のSMエンタから振付を依頼されたのはおそらくこのアメリカでの実績を買われてオファーが来たのではと思われます。
当時SMエンタは仲宗根梨乃だけでなく、グローバルに活躍している振付師を採用する傾向があり、仲宗根梨乃さんはアジア系かつ、SMエンタのグループのヒット曲も手掛けたこともあり、長く濃くSMエンタで振付を担うことになっていましたが、誤解されやすいのが彼女が日本人であるため「日本人ダンサーがキャリアのためにKPOPで活躍」という構図でとられることが多く、本来は「アメリカで活躍しているダンサーをKPOP業界がスカウト」という図式が近いと思います。
↓当時の振付師のデータがとてもまとまっていたので参考にさせていただきました
【SME】SMエンタのコレオグラファーまとめ (2008-2013) | aristo penguin
仲宗根梨乃さんのキャリアの特徴的な点として、
2009年に彼女がMTVの番組でファイナリストとして有名になり、
アメリカで大きなキャリアを築いても、それをいち早くキャッチしたのは日本ではなく韓国だったということがひとつ特徴的な点だと思います。
2009年前後に韓国で彼女が振付したアイドルの曲の発表年は以下の通りで、
2008年 SHINee「Replay」
2009年 少女時代「Genie」
2009年 f(x)「chu~❤」
日本で振付したアイドルで当時有名なのはAKB48だと思いますが、
2012年 AKB48「ギンガムチェック」
となっており、
AKB48の振付は少女時代の日本デビュー後の実績を見てのオファーであったと思われます。
この点については、日本人ダンサーがグローバルに活躍しても日本ですぐに評価されにくく、アイドルの振付師というわかりやすい肩書がないとキャリアを日本だけで伸ばしにくい現状があるのかもしれません。
2010年前後では、MTVの番組や、たまに来日して出演されていたミュージカル公演、アイドルの振付師としての仲宗根梨乃さんしか国内では見ることができなかったのです。
現在はNCTのコンサートの総合演出などもされていると聞いているので、NCTのファンからの認知もとても高いと聞きます。
そしてPRODUCE101という番組の存在は彼女の人となりをより生々しく知ることができて、ファンとしてはとても有難く感じています。
海外のエンタメ業界で人間性を失わずサバイブしてきた力
私が仲宗根梨乃さんを好きな理由は、彼女が海外でとても多くの実績を残してきたパフォーマーでありながら、彼女の天真爛漫で奔放だけど情熱的で本質を見抜いてくる感性や人間性を誰もが好きにならずにいられない、とてもピュアな人となりを維持したままエンタメ業界の中で生き抜いてきた強さと感性の鋭さです。
PRODUCE101という番組の中で、審査員仲宗根梨乃はテクニカルなことを評することもありますが、それより「何のためにこの場所でパフォーマンスするのか」「何を伝えたくて表現をするのか」「オーディションを勝ち抜くために自分を信じ切らないと」と言ったコーチング的な指導をするシーンが多く特徴的です。
実際に彼女自身も、98年に渡米してからずっと、強者を好むアメリカのカルチャーの中で、無数のダンサーの中から「ジャッジ」され続け生き残ってきたサバイバーだったからこそ、どういうマインドでエンタメと向き合うか練習生に問い続けるその姿勢に説得力があるのだと思います。
今は審査員として指導する側の彼女自身も、以前はリアリティ番組「America's Best Dance Crew」の1挑戦者として、厳しい競争をテレビカメラの前で経験してきたチャレンジャーでもある、と言うのが長くファンであった私にとってアツいポイントであり、PRODUCE101の仲宗根梨乃を見れて良かったと感じる理由です。
彼女が練習生に放つ言葉は、単身で渡米した彼女自身がアメリカで実際に自分に問い続け、追い求めてきた人生観なのだと感じます。
型にはまろうと過剰適応する若者に「本当にそうなりたいのか」をストレートに問い続ける指導者
昨年仲宗根梨乃さんにインタビューした、ARATAさんの動画がとても印象的でした。
練習生の子たちの悩み相談に仲宗根梨乃さんがお答えする動画なんですが、最近の練習生の子たちは「踊れて当たり前」「歌えて当たり前」の中で、どう自分の個性やあと一歩を踏み出せるのか、この生活に終わりはあるのか、そういった苦しみに対して非常に仲宗根梨乃らしいエンパワメントをしてくれる動画でした。
私がこの動画で好きな言葉を要約&引用してみました。
「疲れてるっていうことは今愛を欲してるんですよ。自分が自分の味方をしてほしい」
「19歳がOldだと言われても、次行けばいい。自分にとって愛を感じられるところに行こう、そういうチャンスが必ず来るから、アルバイトしてまで頑張ってる自分に誇りを持って。自分のタイミングが絶対来るから」
この動画を見ると、今練習生をしている若者の悩みがどういうところにあるか、それに対して仲宗根梨乃さんがどういう考えで自分はやってきたか、という価値観がとても分かりやすく面白いのでおススメです。
PRODUCE101での仲宗根梨乃の感性の鋭さと練習生から逃げない姿勢がみどころ
PRODUCE101で仲宗根梨乃のファンとしてスゴイな…と思ったのは、完璧に踊れてるダンスを見るだけで石井蘭ちゃんの抱えてる悩みに気付く、「何か抱えてるんじゃない?」と指摘する感性の鋭さ。
素人の私は当然だけどあのパフォーマンスを見ても何もわからなかった。
石井蘭ちゃんは幼少期からEXPG等でダンス経験を積んでおり、Girls2として芸能活動の経験もある、練習生としてはかなり経験豊富で、レベルの高い次元で殻を破りたいと思っている子だと思います。好きなダンススタイルがポッピンという所もアイドル志望としてはなかなかシブいスタイルだなと感じる実力派の子だと思います。
そういう子に対して、「グループの良いところは自分が自信がなくても他のアベンジャーズの力を借りれること。そのいい仲間の中で何も心配するな。最高に蘭は輝ける」と、個人で戦ってきた彼女にチームワークの良さでエンパワメントする、という流れが指導者としてスゴイなあ…と感じました。
仲宗根梨乃さん自身もBeatFreaksのメンバーとして、何度もエンパワメントされてきたのかなという歴史も感じてファンとしてエモみがあります。
また、「周りの子にあまりいないタイプな気がして、チームワークを乱してしまうんじゃないか」と悩みを吐露する櫻井美羽ちゃんに、「まだ美羽ちゃんは怖がってるんだよね。違うことする自分の挑戦に対して。もう怖がってる暇なんてないよ。韓国でできなくて悔しかったでしょ。違うところに行く自分に勇気持て。日本に逃げてここでデビューしようとするなよ」という、ものすごくストレートな言葉を投げるのもすごいシーンでした。
櫻井美羽ちゃんは虹プロ、ガルプラでサバイバル番組で頑張ってきた姿も見てきましたし、HYBEでNewJeansの候補生として最終的にはデビューできなかったという経歴も考えて、個人的には応援したい気持ちがとてもあります。
その櫻井美羽に対して、「悔しかったでしょ」「日本に逃げてデビューしようとすんなよ」と踏み込めるメンタルがすごかった。その後、号泣する櫻井美羽を撫でながら「これが俺のリアル。痛くてごめんね。」と言いながら頭を撫でて謝罪する、コミュニケーション力もすごかった。
仲宗根梨乃さんがそれだけ練習生に本気で向き合っていて、大人として当たり障りのない言葉だけ伝えるのではなく、本当にデビューするためには自分の問題と芯食って向き合ってほしいという包み隠さない直球を投げてくる姿勢がすさまじいです。
そういった指導者としての姿勢、感性の鋭さ、練習生との本気の向き合い方がみどころだなと思い、毎週PRODUCE101をとても楽しみにしています。
この記事を書くのに、仲宗根梨乃ファンとしての昔の自分の情熱を思い出し、暴走をおさえきれず、1か月くらい書いては消してを繰り返してようやくなんとかまとめることができました。
結局PRODUCE101の放送間近まで推敲することになってしまいましたが、書き上げられてよかったです。古のファンの重めの記事で大変失礼しました。
※仲宗根梨乃さんの各引用してある発言は、彼女のしゃべり言葉をそのまま書くと伝わりづらい部分が多くあったため、一部要約している部分があります。ご了承いただけますと幸いです。
猫がなめても安心?な化粧水探し
前回の記事で、私がスキンケアの成分を猫のために気にするようになったという話を書きました。
今回はその続きで、成分を調べて現在使っている化粧水と、それぞれの感想をまとめていきたいと思います。
あらかじめお伝えしますが、完全な素人が成分の知識を独学で勉強し自分の感想や使用感をまとめた趣味ブログなだけで、猫に完全に安全な製品をお伝えする趣旨のブログではありません。
保証できるものは何もないのですが、同じように調べて購入している人と共有できたら嬉しいという趣旨でブログを書いています。
そんな前提で読んでいただければ幸いです。
エタピュール 導入化粧水
成分
水、プロパンジオール、グリセリン、ナイアシンアミド、ベンチレングリコール、アルギニン、パンテノール、トレハロース、乳酸、乳酸Na、PCA-Na、(カプリリル/カプリル)グルコシド、カラギーナン、ラミナリアディギタータエキス、香料、カルノシン、アデノシン三リン酸Na
ナイアシンアミドが配合されていて、シワや美白効果が期待できるかなと期待して購入。エタピュールは動物実験なし、一部を除いてヴィーガン処方と言うアニマルライツにも意識の高いブランドです。
とろみはなく、導入化粧水というだけあってサッパリした使い心地。
手のひらにもとった瞬間から吸い込まれている感じです。
導入化粧水というだけあるので、このあと使う美容液や乳液の浸透を良くするためのコンセプトの化粧水。これ一本と乳液だけだと乾燥肌の私は乾燥を感じたので、セラミドの美容液やクリームと一緒に使用してました。保湿を求めるのではなく他のアイテムをいかすための位置づけ。
コンセプトや機能にこだわったスキンケアを開発してる姿勢は好きなんですが、リピートはたぶんないです。
すっきりしたナチュラルな香りも良かったんですが、この化粧水がどうしてもいつも目にしみるのが地味につらくて、トレハロースか何かの影響なのか、目にしみなかったら続けてたかもしれないです。(私だけかもしれないです)
美容液など他に併用しているものが多い方はおすすめかもしれません。
ママベビー ベビーローション
成分
水, グリセリン, プロパンジオール, ラノリン, ペンチレングリコール, コメヌカ油, シロキクラゲ多糖体, 水添レシチン, クエン酸
ママベビーは製薬会社発の環境再生型ブランド。トレーサビリティやサステナビリティなど環境に意識が高く、スキンケア製品もその理念に則って成分がシンプルかつロジカルに効果を追求するストイックなブランドです。全製品クルエルティフリー。
私が使ったのは白濁したタイプのローション。
さらっとした液体だけど、肌に落とすとぽってり丸く、油分を含まれていることを感じます。
塗り広げると、ラノリン(羊由来成分)の羊っぽい獣臭がうっすらと。
この香りは好き嫌いが分かれるところかもしれません。
ベビーローションということで、サラッとした液体のように思えますが、これ1本で保湿が完了してしまうくらい浸透と油分の配合が計算されていて保湿されている感がすごくあります。
面倒な日はこれ1本だけでスキンケアを済ませても顔がつっぱらないので時短ができるアイテム。
成分がとてもシンプルで赤ちゃんにも猫にも安心そう、といういいとこづくめな一方で、このママベビーのローションを塗っているとラノリンの獣臭に反応してしまうのか、ぽてとが他のスキンケア時より執拗に顔を舐めてくる気がします。
健康に害はないと思いますが、動物由来成分の配合が強めということで、それに反応したり、興奮してしまう猫さんにはあまりおすすめではないかもしれません。
あとは、成分がシンプルな分、日持ちがあまりしません。
すぐに使いきれるならいい製品ですが、あまり長く使いきれずにいるとラノリンの香りが強めに出るような気がします。
赤ちゃんがいて猫もいて、猫が特にラノリンに反応せず、ママと赤ちゃんで共用ですぐ使い切るようなご家庭には良いんじゃないかなーと思います。
松山油脂 肌をうるおす化粧水 モイストリッチ
成分
水、BG、グリセリン、グリセレス-26、1,2-ヘキサンジオール、ナイアシンアミド、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、ダイズ種子エキス、ナットウガム、ヒアルロン酸Na、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、フィトステロールズ、水添レシチン、クエン酸、クエン酸Na、キサンタンガム
石鹸メーカーの松山油脂さんのシンプルで品質の良さを感じる製品はファンが多いと思いますが、その松山油脂さんから出ているスキンケアラインの化粧水です。
アルコール(エタノール)・パラベン・香料・着色料・鉱物油不使用、動物実験なし。
使用感はこんな感じで、とろみのある化粧水です。
無香料で無臭なのも猫を飼うお家にはありがたい。セラミドが多く配合されているためか、つけてすぐしっとり肌に浸透する感覚があります。
私は年に1回アレルギーと乾燥でで皮膚が荒れるこちがあるんですが、この化粧水は荒れてるときもピリピリせず肌に滲みずにつかえて敏感肌の方にも良さそうです。
成分もシンプルかつセラミドやナイアシンアミドが配合されていて、効果も期待でき安価。シンプルな成分は猫がなめても安心できそう。
そんな良いことづくめな一方で、私が感じるデメリットは化粧水の瓶が重いこと、すりガラスの完食が個人的に得意じゃないこと、無香料のため原料臭がかすかにするので、リフレッシュを求めたい気分のときは多少の香りが欲しくなるかも、と感じました。ワガママですね…
それでも松山油脂さんの化粧水は常備しておくお守りコスメになりそうです。
詰替があるのでボトルの問題は詰替えで解決できそうな気もします。モイストリッチを使い切ったらバランシングの方も使ってみたいです。
この化粧水たちをしらべるときに、猫のトレハロースの安全性についてググってみました。
参考文献
アミノピュアーFAQ ペットの健康を考える | AHS ペットと共に生きるサプリメント
トレハロース~犬猫向け歯磨き粉の安全性と危険性 | 子猫のへや
平成 30 年度 既存添加物の安全性評価 に関する調査研究https://www.mhlw.go.jp/content/000566525.pdf ※動物実験の結果報告書なので苦手な方は注意
調べたところ、トレハロース自体に毒性影響はなく、トレハロースを栄養とする一部の菌には毒性が確認されているがトレハロース自体の毒性の話ではない。
多くのサプリメントやおやつ、犬猫歯磨き粉に添加されている現状を鑑みて、大きな毒性はないのかなと判断しています。
トレハロースはこういった判断ですがキシリトールは猫が中毒を起こす可能性が高いため成分表で見分けていきたい所存です。
(キシリトールが入っている化粧水も結構あります)
猫のために愛用していた化粧水を見直した話
我が家のぽてとは、人間の肌や顔をベロンベロンになめてくる、舐めネコです。
特に若い女性は積極的に舐めに行く女好きの3歳オスです。
2年ほど前に、肌がアトピーっぽく荒れ、かゆみがひどくなったことがあり、スキンケア製品を見直す機会がありました。
その際に色々調べて選んだのが、「ひどい乾燥肌の人に向けたスキンケア」「がん患者の肌の悩みに向き合う」といったコンセプトのスキンケア製品でした。
私自身、そのブランドの化粧水やクリームを使っていて、乾燥肌の自分の肌にとても合っていると感じ、愛用していましたが、そんなある日、スキンケア後の自分の顔をぽてとがベロンベロンになめとってしまったことがありました。
その時、ふと「この製品は自分には合っているけど猫には大丈夫なんだろうか」という思いが湧いてきて、公開されている化粧水の全成分をブランドサイトで確認することに。
その時びっくりしたのが、成分表に「カフェイン」の文字を見つけたことでした。
この化粧水、カフェイン入ってたんだ…!?
そこで調べたのですが、カフェインが配合されてるコスメやスキンケアは、今世の中に結構あるようなのです。
参考にLOOKFANTASTICの記事でカフェイン配合コスメの記事があったのでリンクを引用します。
カフェインはコーヒーに入った刺激物のイメージが強いですが、スキンケアには問題なく良い効果も多いらしい、ということをこの時私も初めて知ったのですが、それより何より、
猫ってカフェイン接種してはいけないのでは…
という恐怖でした。
自分が毎日使ってる化粧水を介して、猫がカフェインを経口摂取してしまっていたのでは…?と思うと、申し訳ない気持ちが湧いてきて。
素朴に疑問に駆られ、検索してみたけれどやはり猫はカフェインを摂取すると中毒症状を起こすケースがあるようです。
参照にしたのはPS保険のカフェインに関する記事。
ぽてとが割と健康で、よほど体調を崩すことがない子であれば、化粧水に含まれるカフェインの含有量は気にすることでもないかな、とおおらかな気持になれたかもしれません。
ぽてとは以前から胃腸や皮膚が繊細で、入院も経験あり。
あまりエビデンスにならないかも、と言われても数万はらってアレルギー検査を病院で受けたこともありました。
その一方で、私がその化粧水を今まで使ってて、ぽてとが何か健康被害を起こしたり、
間接的にカフェインを摂取することで何か影響があった様子はおそらくなかったのではと思います。
その化粧水自体は良い製品だと思うし、猫がスキンケア直後になめとってしまうことを想定して作られている化粧水なんてそもそも少ないと思います。飽くまで「ヒト」用に売っているものなので。
ただその一方で、飼い主である私が日々使うものが、ぽてとの健康に影響のあるかもしれないという意識を強く持つようになりました。
スキンケアは特に毎日使うものなので、1度なめとる量は影響のない量だったとしても、それを毎日繰り返した時の影響はわからない。
ぽてとは何もないかもしれないけど、他の猫には合わないかもしれないし、ぽてとだけが反応する成分もあるかもしれない。
今使っている化粧水にしても、成分表に書かれているカフェインが一体どの位の量なのかは分からない。
それを間接的になめた猫がどの程度摂取するのか、問題のない量なのかもしれないし、分からない。
色々考えた結果、まず毎日使うスキンケアの成分について調べるくせをつけたり、知識を身に付ける習慣をつけようと思いました。
そしてそう考える一方で、現状ぽてとに健康被害が出てないため、これは飽くまで私の自己満足の問題だなとも感じました。
なので今後私が「これはいいかも」というブログを書いたりすると思いますが、飽くまでも素人が調べた範囲の、自己満足だと思ってくれれば幸いです。
でも、「猫がなめても安全なスキンケアってないのかな」という同じ悩みを抱えてる人は多いんじゃないかな~と思って、自分が考えたこと、自分が悩んだことを記録しておく自己満足のブログ発信をしようと思ったのでした。
ちなみに、成分を調べた上で、今使ってる化粧水は以下の3つです。
エタピュールの導入化粧水
ママベビー ベビーローション
松山油脂 肌をうるおす化粧水 モイストリッチ
上記3製品はあくまで成分だけ見て選んだものなので、現時点でおすすめのものと言うわけではないです。使用中のものもあるので、個人的な使用感がどうだったのかはまた別記事でまとめようと思います。
成分として共通して最低限気を付けたのが、
精油が配合されてないこと
プロピレングリコールなし(猫への毒性)
BHA、BHTなど発がん性が懸念される保存料なし
カフェイン、カカオ、チョコレートなど猫が中毒症状を起こす成分なし
と言う感じです。
上記は主に「子猫のへや」さんのリストを参照したり、化粧品成分辞典、様々なネット上の文献を参考に何のプロでもない素人の自分が自己満足で気を付けてることなので、その程度のものだとお考え下さい。
特に精油やエタノールを排除したら、ほとんどの化粧水が使えなくなります。
なので、微量のフェノキシエタノールなどはどう解釈しようかな等、今現在も悩んでいることは尽きないです。
使っているスキンケアが猫に影響するかどうかは、何もエビデンスがなく、時には原料成分の動物実験資料を参照しなければいけないこともあり、「ここまでこだわらなくてもぽてとは健康じゃないか…」と心折れそうな時もあります。
なので、自分に制約を課し過ぎず、
自己満足の範囲で猫との暮らしを安心できるお買い物ができたら、
と私は思ってます。
今後も思ったことや気付いたことはブログにしていこうと思います。
猫と暮らすコスメの日記始めました
我が家の愛猫ぽてとと出会う前から、
ヴィーガンコスメやクルエルティフリーに興味があって始めたこのブログでしたが、またブログを始めたくなって再開することにしました。
新しいコンセプトは、
「猫がなめても安心に使えそうなコスメを探す」
にしようと思います。
個体差もあると思いますが、ぽてとは本当に私の顔や手を毎日舐めます。
朝起こすとき、撫でているとき、夫の足も舐めます。
なのでまず一番にぽてとの安全、そしてできるかぎりヴィーガンコスメ、クルエルティフリーのものを日々使っていきたいと思い、ブログを再開していろんなコスメを試して記録していきたいなと思ったのでした。
ただ同時に、人間が「リフレッシュできる」「使い心地がいい」ことにもこだわって、いろいろな製品を試していきたいなと思ってます。
例えば私は香りのある製品を使うのがアロマテラピー的で好きなんですが、猫には香料が良いとされておらず、特に精油は中毒症状を起こす可能性があるので、常時使うことは難しく感じてます。
そういう時に自分の心地よさを完全に犠牲にして猫の安全をとるのもひとつの考え方で全然否定はしませんが、私はうまく両立できたらいいなーと思ってます。
例えば、外出先や会社で使うハンドクリームは精油成分や香りがあってもOK、その代わり帰宅したらすぐ洗い流す、等。
シャンプーやハンドソープなど洗い流す系のものだと、香りを完全に排除して自分の体に合うものを探すのは難しいので、洗い流すものには精油成分を許容する。その代わり洗い流しをしっかりして、すぐ安全なハンドクリームをつけて保護するなど工夫をして共生したいと思います。
科学的に明確に根拠のあることではなく、あくまで私が個人的に気をつけたいこと、
私が考える「ぽてとと安全に過ごすコスメ選び」なので、間違ってる部分や根拠に欠ける部分もあると思います。
クルエルティフリーやヴィーガンコスメも、私の自己満足の選択であって、動物搾取に対する自分なりの誠意を自己満足で示したいからそうしたいだけであって、他の人に強要することもありませんし、選ばない人を否定する気持ちもありません。
(ヴィーガンコスメに精油がバンバン使われている現状は猫飼いとして選択肢が少なくて辛いときはあります…)
猫と暮らす生活、動物に対するちょっとした優しさを、人も猫も気持ちよく両立できるような生き方をしていけたらと思います。
我が家のこと
はじめまして、藍です。
フリーランスで漫画家業、デザイン講師業、クリエイティブなディレクションをあれこれやっています。
私は埼玉で夫婦ふたり+いっぴきの賃貸ぐらしをしています。
2021年に引っ越してきて、ようやく身辺が落ち着いてきた2年目在住の夫婦と猫ぐらしです。
この子はぽてと(オス・3歳)
保護猫カフェさんからご縁があってお迎えした、集団行動が苦手で独自のワールドを持つやんちゃボーイです。
以前の家から引っ越す際に、マンションを購入するか賃貸にするかは真剣に悩んだうえ、何十年も住むと心を決めれる覚悟ができる場所が見つけられなかったので、賃貸でたくさんのお部屋を探して今のお家に引っ越してきました。
私の条件は猫を飼えること、夫の条件は新築か築浅であること、そこを絞りに絞って現在のお部屋を見つけ、今はとても気に入っていて賃貸とはいえ情が湧きまくっており、できる限り離れたくないなあと思っています。
このブログは、私たちの暮らしの日記として使いたいと思ってます。
日々買ったもの、楽しかったこと、暮らしがはかどるもの、家族写真や記録を残すような雰囲気でやっていけたらいいなあと思ってます。
特に私は、猫と安全に暮らすスキンケアに興味があるので、そんな記事が多めになるんじゃないかな。
たまに有料記事も掲載予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。