猫のいるフリーランス暮らし

猫のこと、自分の好きなものの生活の記録をつけています。

猫のために愛用していた化粧水を見直した話

我が家のぽてとは、人間の肌や顔をベロンベロンになめてくる、舐めネコです。

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特に若い女性は積極的に舐めに行く女好きの3歳オスです。

 

2年ほど前に、肌がアトピーっぽく荒れ、かゆみがひどくなったことがあり、スキンケア製品を見直す機会がありました。

その際に色々調べて選んだのが、「ひどい乾燥肌の人に向けたスキンケア」「がん患者の肌の悩みに向き合う」といったコンセプトのスキンケア製品でした。

私自身、そのブランドの化粧水やクリームを使っていて、乾燥肌の自分の肌にとても合っていると感じ、愛用していましたが、そんなある日、スキンケア後の自分の顔をぽてとがベロンベロンになめとってしまったことがありました。

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その時、ふと「この製品は自分には合っているけど猫には大丈夫なんだろうか」という思いが湧いてきて、公開されている化粧水の全成分をブランドサイトで確認することに。

その時びっくりしたのが、成分表に「カフェイン」の文字を見つけたことでした。

この化粧水、カフェイン入ってたんだ…!?

そこで調べたのですが、カフェインが配合されてるコスメやスキンケアは、今世の中に結構あるようなのです。

参考にLOOKFANTASTICの記事でカフェイン配合コスメの記事があったのでリンクを引用します。

www.lookfantastic.jp

カフェインはコーヒーに入った刺激物のイメージが強いですが、スキンケアには問題なく良い効果も多いらしい、ということをこの時私も初めて知ったのですが、それより何より、

猫ってカフェイン接種してはいけないのでは…

という恐怖でした。

自分が毎日使ってる化粧水を介して、猫がカフェインを経口摂取してしまっていたのでは…?と思うと、申し訳ない気持ちが湧いてきて。

素朴に疑問に駆られ、検索してみたけれどやはり猫はカフェインを摂取すると中毒症状を起こすケースがあるようです。

参照にしたのはPS保険のカフェインに関する記事。

pshoken.co.jp

ぽてとが割と健康で、よほど体調を崩すことがない子であれば、化粧水に含まれるカフェインの含有量は気にすることでもないかな、とおおらかな気持になれたかもしれません。

ぽてとは以前から胃腸や皮膚が繊細で、入院も経験あり。

あまりエビデンスにならないかも、と言われても数万はらってアレルギー検査を病院で受けたこともありました。

その一方で、私がその化粧水を今まで使ってて、ぽてとが何か健康被害を起こしたり、
間接的にカフェインを摂取することで何か影響があった様子はおそらくなかったのではと思います。
その化粧水自体は良い製品だと思うし、猫がスキンケア直後になめとってしまうことを想定して作られている化粧水なんてそもそも少ないと思います。飽くまで「ヒト」用に売っているものなので。

 

ただその一方で、飼い主である私が日々使うものが、ぽてとの健康に影響のあるかもしれないという意識を強く持つようになりました。

スキンケアは特に毎日使うものなので、1度なめとる量は影響のない量だったとしても、それを毎日繰り返した時の影響はわからない。

ぽてとは何もないかもしれないけど、他の猫には合わないかもしれないし、ぽてとだけが反応する成分もあるかもしれない。

今使っている化粧水にしても、成分表に書かれているカフェインが一体どの位の量なのかは分からない

それを間接的になめた猫がどの程度摂取するのか、問題のない量なのかもしれないし、分からない

色々考えた結果、まず毎日使うスキンケアの成分について調べるくせをつけたり、知識を身に付ける習慣をつけようと思いました。

そしてそう考える一方で、現状ぽてとに健康被害が出てないため、これは飽くまで私の自己満足の問題だなとも感じました。

 

なので今後私が「これはいいかも」というブログを書いたりすると思いますが、飽くまでも素人が調べた範囲の、自己満足だと思ってくれれば幸いです。

でも、「猫がなめても安全なスキンケアってないのかな」という同じ悩みを抱えてる人は多いんじゃないかな~と思って、自分が考えたこと、自分が悩んだことを記録しておく自己満足のブログ発信をしようと思ったのでした。

 

ちなみに、成分を調べた上で、今使ってる化粧水は以下の3つです。

 

エタピュールの導入化粧水

 

ママベビー ベビーローション

 

松山油脂 肌をうるおす化粧水 モイストリッチ

 

上記3製品はあくまで成分だけ見て選んだものなので、現時点でおすすめのものと言うわけではないです。使用中のものもあるので、個人的な使用感がどうだったのかはまた別記事でまとめようと思います。

成分として共通して最低限気を付けたのが、

精油が配合されてないこと

パラベン、アルコール、エタノール無添加

プロピレングリコールなし(猫への毒性)

BHA、BHTなど発がん性が懸念される保存料なし

カフェイン、カカオ、チョコレートなど猫が中毒症状を起こす成分なし

キシリトールなし(猫が代謝できない)

と言う感じです。

上記は主に「子猫のへや」さんのリストを参照したり、化粧品成分辞典、様々なネット上の文献を参考に何のプロでもない素人の自分が自己満足で気を付けてることなので、その程度のものだとお考え下さい。

特に精油エタノールを排除したら、ほとんどの化粧水が使えなくなります。

なので、微量のフェノキシエタノールなどはどう解釈しようかな等、今現在も悩んでいることは尽きないです。

 

使っているスキンケアが猫に影響するかどうかは、何もエビデンスがなく、時には原料成分の動物実験資料を参照しなければいけないこともあり、「ここまでこだわらなくてもぽてとは健康じゃないか…」と心折れそうな時もあります。

なので、自分に制約を課し過ぎず、

自己満足の範囲で猫との暮らしを安心できるお買い物ができたら、

と私は思ってます。

今後も思ったことや気付いたことはブログにしていこうと思います。